葬儀Q&A(8)

葬儀Q&A(8)

Q)葬儀の時の香典返しを、即日返しにすることは、相手に失礼でしょうか?

A)葬儀の時には、会葬者から香典をいただきます。その香典に対して、葬儀の時に香典返しをすることを「即日返し」と言います。この香典の即日返しは、手間を省くために行っているようで、あまり良い印象を持たないという人もいるようです。また、香典の即日返しは、品物が一律で事務的に楽だから葬儀会社が始めたことだと考えている人もいるでしょう。しかし、この即日返しをすることは地域性のもので、葬儀会社が介入したわけでも手間を省くためでもないのです。地域によっては、昔から即日返しを行っているところもあり、香典返しの金額も一律というところもあります。また、別の地域では、香典返しは四十九日が明けたあとに、喪主がおこなうところもあります。香典の即日返しの場合、人と人とのつながりに希薄さを感じるという人が要ることも確かです。ただ、昔から香典の即日返しが慣わしとなっている地域では、相手に対して失礼に当たる等という考えはありません。

Q)納める金額によって戒名のランク付けがされるって本当なのでしょうか?

A)戒名は決して金額によってランク付けされるものではありません。院号、大居士、居士などは位による区別ではなく、年齢や性別により異なるものです。では逆にランクの高い戒名って何ですか?と質問をすると、多くの方は「院号が付いている戒名でしょ」と返答される方が多いようです。ただし、本来は、この院号もお金を多く納めれば、頂けるというものではありません。故人が檀家として、今までにどれだけ貢献してきたかによって、院号を付けることが可能か否かとなります。今の世の中、何でもお金さえ払えば手に入ると思っている方もいるようですが、そうでないものもあるのです。確かにお寺に対する‘貢献’の中には、寄付金や寄贈品というものも含まれるでしょうが、決してお財布事情が豊かでない方でも貢献することは出来ます。先祖代々お世話になっているお寺で、庭の手入れや雪かきのお手伝いなどを長年通し何十年もしていたおじいちゃまが亡くなられた時、一生懸命お寺の為に尽力してくれた感謝のしるしとして、お寺から院号を授かったと言うお話を聞いたことがあるます。戒名とは金銭で売買されるものではなく、本来こういうものなのです。しかし、現実的にお金を要求するお寺もあると聞いていますが、ごく一部でしょう。もしもランクで金額が違うと説明するような、葬儀社とお寺さまには、要注意といえます。

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