葬儀Q&A(10)

葬儀Q&A(10)

Q)葬儀を迎えるにあたってどのような心構えが必要ですか?

A)葬儀を執り行うにあたり、最も注意すべき点は、さいごまで冷静に対応すると言うことでしょう。人が亡くなるのは、さまざまなケースが考えられますが、大部分の人は病院で息を引き取ります。病院への入院費用の清算や、ご遺体の搬送、役所への届け出、親類や知人への連絡、葬儀社の手配など至急にやるべき事が山ほどあり、何から、どうやって手をつけるべきか頭が混乱してくることでしょう。まず第一に、ご遺体をどこへ搬送するのかを決めなければなりません。ご自宅なのか、斎場の安置所などかです。病院では長く安置は出来ません。入院費の精算は、後日でも大丈夫です。次に葬儀社に連絡して葬儀について相談します。葬儀社では、準備すべき事柄やスケジュールなどを、まとめて指示をしてくれます。同時に考えなければならない事は、どのような葬儀をしたいのか、それぞれの費用はどのくらいなのか、それに必要な葬儀項目は何か、人数によってどの項目の費用が増減するか等々を、葬儀社の担当者に相談します。役所への届け出は、ほとんどの葬儀社では代わりに行います。火葬許可書を受け取る手続きもしてくれます。こうした葬儀プランの中身の選択によって、またはどの葬儀社に依頼するかによって、大きく費用も違ってきます。亡くなってからすぐ葬儀について考えるというよりも、死期が近くなったら前もって信頼できる葬儀社を選択し、おおよその相談をしておくのもひとつの方法ですし、現在では生前見積もりもしてくれる葬儀社が増えています。

Q)葬儀と告別式の違いは何でしょうか?

A)一般にお葬式で、人々の会葬を受ける場は「葬儀・告別式」となります。よくお葬式の道案内に「葬儀会場」「告別式会場」と記されている場合には、葬儀も告別式も同じ意味で使われているのです。しかし厳密にいえば同じではないのです。もともと「葬儀」と「告別式」とは、別々に区別されて行われていたのですが、後年一緒に行われるようになったために、いまでは混同して使われるようになったものです。「葬儀」または「葬式」とは、故人を弔う宗教的儀式です。他方で「告別式」とは焼香や献花をもって、会葬者がお別れをする儀式のことをいいます。なので、今日でも社葬等の場合の多くは「葬儀」と「告別式」とを分けて執り行っています。 社葬等の場合は、葬儀とは別に死亡告知等の一般人へ知らせる際は、告別式の開始時刻のみを案内しています。よく有名人などで、親族だけの葬儀や密葬の他に、ファンや友人・関係者のための故人を偲ぶ会とか、お別れ会なども別途もうけられて案内されていますが、これも葬儀と告別式を使い分けています。

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